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筋機能療法(MFT)について

日常生活の中で、飲み込む時やしゃべる時に舌を突き出す癖を「舌癖」といいます。
舌癖のある人は、舌が口の中で低い位置や前方にあり、歯を押しています。
一日に何度も飲み込む動作をしますが、その度に、舌で歯を押していることになります。

そのため、出っ歯になったり、あるいは反対咬合(受け口)になったり、歯と歯の間に隙間が開いたり(空隙歯列)、上下の歯が噛み合わない開咬(写真参照)という不正咬合になる場合があります。

また、話をするときにも舌を前へ突き出してしまい、舌足らずな発音になることもあります。
舌小帯短縮(写真参照)が原因していることもあります。
また、口をポカーンと「口呼吸」をしていると、唇で前歯を外側から抑える力が不足してしまい、その結果前歯が出っ張ることになります。

このように歯の位置や咬み合わせは、舌や唇など歯列の周りの筋肉の影響を強く受けています。舌や唇の異常は矯正治療の進行の妨げにもなります。

これらの筋組織の異常を改善するためには特別なトレーニング方法があり、筋機能療法(MFT)と呼ばれています。内容は、正しい舌の位置や動かし方、正しい飲み込み方を練習したり、口唇力の強化をするものです。

普段は無意識のうちに行っていることなので、意識的に繰り返し練習する必要があります。
当院では研修を受けた歯科衛生士がトレーニング指導に当たっています。

初診時 舌突出と開咬
初診時 舌突出と開咬

舌小帯短縮
舌小帯短縮

MFT開始時
MFT開始時

初診時 舌突出と開咬
MFT開始13か月経過


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